近年、インプラント治療を希望する患者さんが増えてきましたが、治療費は1本あたり30万~40万円が相場と言われています。
さらに、インプラント治療は保険が適用されないことがほとんどなので、全額負担しなければなりません。
ただ、保険が適用されるケースもあります。
そこで今回は、インプラント治療の保険適用条件について解説していきます。
▼保険が適用される症例
インプラント治療で保険適用となる症例は、「先天性疾患と診断されてあごの骨が3分の1以上欠損している」「事故の外傷であごの骨が欠損した」「口腔癌などであごの骨を切ってしまった」というものです。
これらの条件を満たしている場合のみ、保険が適用されます。
加齢によって骨が痩せた場合や、歯周病や
虫歯などであごの骨を失った場合などは対象外となります。
▼保険が適用される施設
インプラント治療で保険が適用されるには、条件を満たした施設で治療を行う必要があります。
つまり、どこの歯科でも保険が適用されるわけではないということです。
「病院に入院用ベッド数が20床以上ある」
「3年以上のインプラント治療の経験がある、または歯科・歯科口腔外科に5年以上の経験がある常勤医師が2名以上配置されている」
「当直体制が整備されている」
「医療機器や医薬品などの管理が整備されている」
といった条件を満たしている施設であれば、インプラント治療で保険が適用されます。
▼まとめ
インプラント治療の保険が適用になったとは言え、全ての人が保険内で治療を受けられるわけではありません。
もしインプラント治療をお考えでしたら、一度当院にご
相談ください。