入れ歯を装着している方は、必ずお手入れを行っていますよね。
しかし、入れ歯は正しくお手入れしなければ菌が繁殖して口内環境を乱してしまうこともあります。
そこで今回は、入れ歯の殺菌に
おすすめの洗浄剤について解説していきます。
▼次亜塩素酸系
次亜塩素酸系の入れ歯洗浄剤は、最も殺菌力が高いです。
さらに漂白効果もあるので、入れ歯についたヤニ汚れや茶渋などの着色汚れをきれいにすることができます。
ただし、殺菌力が強いことで人体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
次亜塩素酸が口の粘膜に触れるとただれてしまうことがあるので、洗浄した後は入れ歯を装着する前に十分洗い流すようにしましょう。
▼酵素系
酵素系の入れ歯洗浄剤は、たんぱく質分解酵素を利用することで入れ歯をきれいにできます。
また、入れ歯についたプラークや食べかすにたんぱく質分解酵素が効くので、入れ歯を清潔に保つことができます。
ただし、漂白効果はないので着色汚れを落とすことはできません。
▼過酸化物系
過酸化物系の入れ歯洗浄剤は、発泡作用によって入れ歯についた細菌や食べかすを除去してくれます。
ドラッグストアなどで売られている入れ歯洗浄剤の大半は過酸化物系で、最も安全性が高く香り付きのものなどさまざまな改良が施されています。
多少ですが漂白効果もあるので、着色汚れを除去することもできます。
▼まとめ
入れ歯は菌が繁殖しやすいので、こまめに殺菌して清潔に保つことが大切です。
入れ歯洗浄剤の種類もさまざまなので、自身に適したものを選びましょう。
入れ歯に関してのご
相談は、気軽に当院までお問い合わせください。