入れ歯は安定剤がなくても付けることができますが、顎骨の量が少なかったり、歯茎の形が変わっていると、安定剤が必要となります。
そこで今回は入れ歯安定剤の種類と選び方についてご紹介します。
▼入れ歯安定剤の種類と選び方
■粉末タイプ
粉末タイプは、入れ歯をぬらして粉末をかけて装着します。
粘着力は劣りますが、準備と片づけが楽なのがポイントです。
片付けは口をすすいで、入れ歯を水洗いするだけです。
■クリームタイプ
粉末タイプと同様に、入れ歯にクリームをぬって装着します。
クリームを塗るだけなので、準備は簡単です。
粘着力は粉末タイプよりも強力になります。
ただ、はずした後は入れ歯と口内にクリームが残るので、取らなければなりません。
■シートタイプ
シートを水につけて、入れ歯に貼って装着します。
クリームタイプと同じくらいの粘着力があります。
シートなので持ち運びしやすいのがメリットです。
■クッションタイプ
入れ歯にクッションを装着し噛んで、はみ出た箇所を取り除いて装着します。
上記で紹介したタイプよりも、歯茎の痛みを感じづらく、食べかすも入りにくいです。
しかし、準備に時間がかかるのがデメリットです。
▼まとめ
入れ歯安定剤は、それぞれ特性が異なるので、自身の歯に合ったものを選びましょう。
入れ歯を作ったばかりなら粉末タイプ、1?2年ならクリームかシートタイプ、3?5年ならクッションタイプが
おすすめです。
また当医院では、入れ歯のご
相談も承っているので、何かお悩みがあればお気軽にご
相談ください。