歯と歯茎の間にできる歯周ポケットが深くなると、歯周病が進行し、最悪歯が抜けてしまいます。
では、歯周ポケットを
歯医者で掃除する場合、どのような処置がされるのでしょうか。
今回は歯周ポケットの掃除について解説します。
▼歯周ポケットの掃除
歯周ポケットは、1?2ミリであれば正常です。
3ミリ以上になると歯肉炎、4ミリ以上になると歯周病と判断されます。
歯周ポケットの深さによって掃除方法が異なります。
■歯周ポケットが3ミリ?4ミリ
専用の機械を使って、歯に付着した歯石を除去します。
機械は超音波スケーラーやエアースケーラーを使用します。
細かな部分は、手用のスケーラー使います。
■歯周ポケットが4ミリ以上
4ミリ以上になると歯周ポケットが深くなっているので、施術する箇所に麻酔を打ちます。
1度に施術にできる本数は、患者さんの負担や歯の状態を考慮しておよそ1?4本くらいまでです。
キュレットスケーラーという機械を使って、歯の根元にこびりついた歯垢や歯石を除去します。
そして歯周ポケットに残ったカスや細菌を超音波スケーラーを使って流します。
施術後2?3日は歯みがきの際、歯が痛みますが、しっかり歯みがきをしないとまた歯垢がこびりついてしまいます。
そのため、歯みがきは弱い力で大丈夫なので必ずおこないましょう。
▼まとめ
歯周病は進行すると取り返しがつかなくなります。
治療法はあるので対処はできますが、まずは歯周ポケットをしっかり
ケアするようにしましょう。
当医院では歯周ポケットに関する
ケアをおこなっています。
少しでも気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。